粉塵爆発など災害につながる着火性の強い沿面放電を防止する静電気対策フレキシブルコンテナ。
織布又はプラスチックシートで作られ、沿面放電の発生を抑制するように設計されており、着火エネルギーが3mJを超える粉じん環境下での使用が可能です。
充填及び排出作業時には、静電気の発生は不可避であり、この静電気が蓄積されると、電撃のみならず着火性放電による火災や爆発などの災害につながる危険があります。
静電気災害防止フレキシブルコンテナは、これらの静電気災害を防止するのに効果的なコンテナです。
※・・・スイス安全研究所の試験結果より
静電気災害防止フレキシブルコンテナには、使用環境下に合わせた様々なタイプの性能がございます。
例えば、
このような環境下では、それぞれの環境に応じた性能を持つフレキシブルコンテナを利用しないといけません。
こちらでは、各環境下で必要な性能を持つフレキシブルコンテナのサンプルをご紹介いたします。
分類 | ゾーンの詳細 |
---|---|
21 | 可燃性粉じんが空気中に粉じん雲となって形成する爆発性雰囲気が、通常の操作において、ときどき発生する可能性のある場所 |
22 | 可燃性粉じんが空気中に粉じん雲となって形成する爆発性雰囲気が、通常の操作において、発生する可能性はあるが、発生しても短時間である場所 |
最小着火エネルギーが0.14mJ以上の可燃性ガス・蒸気・粉じんが存在する環境下で使用可能
分類 | ゾーンの詳細 |
---|---|
Ⅱ | 鉱山坑内以外の場所で、次のものからなる爆発性ガス雰囲気が存在する場所 A一般的な着火性をもつガス・蒸気(ヘキサン、メタン、アセトンなど) B着火性の高いガス・蒸気(ジエチルエーテル、エチレン、シクロペンタンなど) C着火性の極めて高いガス・蒸気(水素、アセチレン、二硫化炭素など)【使用不可】 |
Ⅲ | 鉱山坑内以外の場所で、次のものからなる粉じん爆発雰囲気が存在する場所 A可燃性浮遊物 B非導電性粉じん C導電性粉じん |
分類 | ゾーンの詳細 |
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1 | ガス、蒸気又はミストの状態の可燃物質と空気の混合物からなる爆発性雰囲気が、通常の操作において、ときどき発生する可能性のある場所 |
2 | ガス、蒸気又はミストの状態の可燃物質と空気の混合物からなる爆発性雰囲気が、通常の操作において、ときどき発生する可能性のある場所 |
21 | 可燃性粉じんが空気中に粉じん雲となって形成する爆発性雰囲気が、通常の操作において、ときどき発生する可能性のある場所 |
22 | 可燃性粉じんが空気中に粉じん雲となって形成する爆発性雰囲気が、通常の操作において、発生する可能性はあるが、発生しても短時間である場所 |
可燃性ガス・蒸気・粉じんが存在する環境下で使用可能
分類 | ゾーンの詳細 |
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Ⅱ | 鉱山坑内以外の場所で、次のものからなる爆発性ガス雰囲気が存在する場所 A一般的な着火性をもつガス・蒸気(ヘキサン、メタン、アセトンなど) B着火性の高いガス・蒸気(ジエチルエーテル、エチレン、シクロペンタンなど) C着火性の極めて高いガス・蒸気(水素、アセチレン、二硫化炭素など)【使用不可】 |
Ⅲ | 鉱山坑内以外の場所で、次のものからなる粉じん爆発雰囲気が存在する場所 A可燃性浮遊物 B非導電性粉じん C導電性粉じん |
分類 | ゾーンの詳細 |
---|---|
1 | ガス、蒸気又はミストの状態の可燃物質と空気の混合物からなる爆発性雰囲気が、通常の操作において、ときどき発生する可能性のある場所 |
2 | ガス、蒸気又はミストの状態の可燃物質と空気の混合物からなる爆発性雰囲気が、通常の操作において、ときどき発生する可能性のある場所 |
21 | 可燃性粉じんが空気中に粉じん雲となって形成する爆発性雰囲気が、通常の操作において、ときどき発生する可能性のある場所 |
22 | 可燃性粉じんが空気中に粉じん雲となって形成する爆発性雰囲気が、通常の操作において、発生する可能性はあるが、発生しても短時間である場所 |
C&C株式会社は、上記のようなサンプル以外にも
お客様の使用環境下に合わせたフレキシブルコンテナをご用意することが可能です。
まずはお気軽にお問い合わせください。
長年の経験から得た経験という利点を最大限に活かし、お客様のニーズ・ご要望にあった製品を製造いたします。予算、ご希望に応じて丁寧にご提案いたします。お気軽にご相談ださい。
工場の査定基準は、中国国内標準ではなく
という国際標準を採用しており、生産する製品には常に高品質を求めています。
項目 | 条件 | 結果 | |
---|---|---|---|
静電気災害防止フレキシブルコンテナ | 普通のフレキシブルコンテナ | ||
放電着火性 (放電) |
環境湿度 | 不着火 | 着火 |
低湿度 | 不着火 | 着火 | |
最大表面電位 (KV) |
環境湿度 | -0.8 | -42.1 |
低湿度 | -1.2 | -41.3 | |
絶縁破壊電圧 (主体) |
環境湿度 | 1.2KV | – |
低湿度 | 1.3KV | – | |
絶縁破壊電圧 (注入口) |
環境湿度 | 500V | – |
低湿度 | 580V | – | |
絶縁破壊電圧 (排出口) |
環境湿度 | 500V | – |
低湿度 | 580V | – |
項目 | 条件 | 結果 |
---|---|---|
接地間インピーダンス (Ω) |
吊帯 | 1.2x10-2.5x10 |
接地間インピーダンス (Ω) |
注入口外側 | 2.3x10-4.2x10 |
注入口内側 | (1.9+0.1)x10 | |
接地間インピーダンス (Ω) |
主体外側 | (7.6+0.3)x10 |
主体内側 | (2.2+0.4)x10 | |
接地間インピーダンス (Ω) |
排出口外側 | (7.8+3.5)x10 |
排出口内側 | (1.9+0.1)x10 | |
絶縁破壊電圧 (KV) |
注入口 | 500V |
本体 | 580V | |
排出口 | 接地間インピーダンス不満 1×10 (Ω) |
測定部位 (充填後) |
1.充填口 2.入口 3.側面 4.内上部 |
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内容物 | 樹脂 |
室内温度 | 12℃ |
環境湿度 | 65% |
測定点 | 結果 | |
---|---|---|
静電気災害防止フレキシブルコンテナ | 通常のフレキシブルコンテナ | |
1 | 1kv | 2kv |
2 | 1kv | 12kv |
3 | 3kv | 10kv |
4 | 2kv | 122kv |
測試験方法 | JISL 1094 |
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室内温度 | 20℃ |
環境湿度 | 30% |
摩擦布 | アクリルとナイロン |
試験項目 | 結果 | ||||
---|---|---|---|---|---|
アクリル | ナイロン | アクリル | ナイロン | ||
縦方向 | 緯糸方向 | 縦方向 | 緯糸方向 | ||
電荷 (uC/m2) |
1 | 0.79 | 1.6 | 1.6 | 2.3 |
2 | 0.84 | 1.4 | 1.7 | 2.4 | |
3 | 0.62 | 1.6 | 1.8 | 2.4 |
試験項目 | 結果 | ||||
---|---|---|---|---|---|
アクリル | ナイロン | アクリル | ナイロン | ||
縦方向 | 緯糸方向 | 縦方向 | 緯糸方向 | ||
電荷 (uC/m2) |
1 | 3.1 | 5.7 | 6.9 | 8.8 |
2 | 3.0 | 5.6 | 7.0 | 8.7 | |
3 | 3.2 | 5.5 | 7.1 | 8.7 |